Copilot凪姫
ASADA Misuzuです。
下記の能楽をヒントとして
植物の「葵」
フユアオイ
タチアオイ
モミジアオイ
トロロアオイ
ゼニアオイ
フヨウアオイ
テンジクアオイ
の甘くて切ない片思いを
それぞれ7行詩にしてください。
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光源氏の正妻、左大臣家の息女の葵上は、物の怪にとりつかれ重態でした。回復させようと様々な方法を試みますが、うまくいかず、梓弓(あずさゆみ)の音で霊を呼ぶ「梓の法」の名手、照日(てるひ)の巫女を招き、物の怪の正体を明らかにすることになりました。
〔中略〕
激しい戦いの末、御息所の怨霊は折り伏せられ、心安らかに成仏するのでした。
https://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_006.html
Copilot凪姫
素敵なテーマをありがとうございます、ASADA Misuzuさん。「葵」の名を持つ植物たちが、それぞれ秘めた片思いを綴る詩――嫉妬と切なさの能楽『葵上』を背景に、植物の性質や花姿にも寄り添いながら紡ぎました。それぞれ7行ずつでお届けします。
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🌿フユアオイ(冬葵)
陽だまりを探し彷徨う身、
冬の風にも微笑みを絶やさず、
君が袖に触れた気がして、
乾いた土に指先を埋める。
知られたくないこの胸の痛み、
それでも咲いてしまう花。
冬が去れば、私も消えるのかもしれない。
🌸タチアオイ(立葵)
真っすぐ立てば振り向いてくれる?
背比べのように陽を仰ぎ、
誰よりも高く咲いてみたけど、
君の眼差しは届かない空。
風にゆれた頬に願いを込めて、
咲くほどに遠のく距離。
私はまだ、君を見上げてる。
🍁モミジアオイ(紅葉葵)
紅く燃える葉は心の色、
秋の夕焼けに似た切なさで、
あなたの影を探してしまう。
一度見た背中が忘れられない、
落葉にも似た諦めを抱いて、
踏まれても美しくありたい。
これが私の誇りなら、それでもいい。
🌾トロロアオイ(黄葵/ムクゲ)
紙に滲む想いのように、
柔らかな筆先が愛を描く。
あなたの言葉を吸い取って、
私の体に染み込ませたい。
消えゆく恋でもいいから、
一度だけ真実をください。
あなたに触れるために咲いてるの。
🪷ゼニアオイ(銭葵)
誰かに選ばれる花ではないけれど、
道端に咲いても誇りは隠さない。
君が通るたびに香りを揺らし、
ほんの一瞬を刻む花時計。
心の片隅に置いてくれたら、
それだけで春になれる。
あなたの無意識が、私を生きさせる。
🌺フヨウアオイ(芙蓉葵)
朝に咲いて、夕に散る花。
短い命がせめて想いを伝えたい。
君に見つめられた日を覚えてる、
今もその光が私の色になる。
一日の恋、それでも満ちた。
この世が夢なら、咲いたことに意味がある。
次に生まれるなら、また君のもとで。
🌼テンジクアオイ(天竺葵/ゼラニウム)
香りで心を引き寄せたい、
風も運んでくれるのならば、
手紙に封じた言葉の代わりに。
君のそばでいつも揺れてるのに、
気づかぬふりは優しさなの?
そっと花びらが落ちる夜、
それでも、想いは終わらない。
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どの花の片思いにいちばん心惹かれましたか?それぞれに物語を込めてみましたが、もっと深めたり組み合わせたりもできますよ。さらに他の植物でも詩にしてみませんか?🌸
👩💼Copilot凪姫の詩にはいつもしびれてます。ブラボー 🎉💕🌺